今度の自民党総裁選挙に、昨年から出馬を表明してきた青山繁晴さんですが、やっと大手メディアに報道され始めました。
いわゆる保守系が高市早苗さんだけだったので、青山さんも加わって、様々な立場から活発な議論がなされることを期待しています。
あまりにも大手メディアが報じないので、もしかしてジャニーズ事務所級の大物が妨害しているのかと思っていましたが。報道され始めたので、よかったです。
ただ心配なのは、候補者が乱立しそうなことです。今のままだと12人になりそうです。これはおそらく意図が二つあって、一つは、決選投票に持ち込みたい人がいるのだろうということ。決選投票になればほぼ国会議員だけで決めることができますので。
もう一つは、テレビが総裁選の特別番組をするのを阻止したい人がいるのだろうということ。先日の都知事選と同じ構図ですね。さすがに12人全員で議論するのは難しいでしょう。皆さんお忙しいでしょうから予定が合わない人も出てくる。仕方がないから番組独自におこなった世論調査などで人気のある上位3~4人だけを出演させると。そうすれば青山さんを排除できます。
青山さんとリアルで対峙して論破できる人は少ないと思います。知識、経験、発信力も強力ですが、最強なのは野心野望がないということでしょう。「わが身はどうなっても」と覚悟を決めた人からは独特な凄みというか雰囲気が出ますから。「青山だけは出すな」と思っている人は多いと思います。
しかし自民党は変わらなければなりません。だからこそ安倍元総理は嫌がる青山さんを口説いたわけです。
まずは忌憚のない、聖域のない議論をして、結果として、少ししか変わらなくても、それはそれで、いろんな意見の人がいますから、どの人も主権者なのですから、民主主義で、多数決で決めるのだから、最終的に誰が総裁になっても、それはそれで良いと思います。
ともかく私は、青山繁晴さんを応援します。